パティシエ イナムラショウゾウのケーキ

パティシエ イナムラショウゾウさんのこと

銀座にある「ホテル西洋銀座」でシェフ・パティシエとして14年間、おいしいケーキを作り続けてきた
稲村省三氏。
2004年に独立して作った彼のお店が「パティシエ イナムラ ショウゾウ」です。


東京・上野の、谷中墓地に隣接した上野桜木町の閑静な住宅街にあります。鶯谷駅から
テクテク歩いていくと10分ぐらい。上野の動物園や美術館に行った帰り道、
散策して行くのにもちょうどいい距離のところです。


こじんまりとしてお洒落なパティシエ イナムラ ショウゾウのウィンドウには、ドアノーの素敵な
モノクロ写真。そして、こじんまりと見えるショップの中には、ところ狭しと、たくさんの
パティシェの方々や売り子さんたちがいて、とても賑やかです。


常時作っているケーキは30種ぐらいとか。特に有名なのは、上野の山のモンブラン、特製苺のロールケーキ、ショートケーキなど。
その他にもさまざまなチョコレートケーキ、タルト、そして季節のケーキなど、そんなに奇をてらわないケーキを作っています。


午前中は比較的すいているようですが、午後になると並んだりします。週末、休日などは、下手をすると20〜30人もの人が
並んでいるときがあるんですよ。


ある初冬の週末、夕方に行ったときはこの行列が出来ていて、「しまった!」と思ったのですが、並んでいるとイナムラショウゾウさん
自らがトレイにチョコレート・ドリンクを持ってきてくださって、皆に「寒い中、ありがとうございます」と言いながら渡してくれました!
ちょっと感激でした。


混んでご近所に迷惑をかけないように、という配慮からか、パティシエ イナムラ ショウゾウのショップの外には若めの
ガードマンがいて、列をさりげなく整理し、順番が来たお客さんにはドアを開けてくれます。


ショップの中には特製のレモネード。頼んだものを待つ間、自由に飲んでいいそうです。また、イートインは出来ないのですが、
外にベンチが置いてあるので、暖かい季節だとそこで食べることもできちゃいます。


並んで買うのだから、皆、やっぱりたくさん買っていくようで、ショップをでるときは大きい紙袋を持っている人が多いですね〜。
また、ケーキだけでなく焼き菓子も置いてあって、これだと地方発送が可能みたいですよ♪